視覚障がい者による「見えなくても使える!!アイホン活用術」実践編
あんしん生活では「視覚障がい者」の方も雇用しております。
当初、目が見えない方でパソコンの作業ができるのだろうか?と心配していましたが、いざ、パソコンの作業を依頼してみると・・・。
内容・質ともに、我々の想像を超えるモノで、取引先の企業様にも、大変満足していただけるレベルでした。
今回は、その弊社スタッフに、
どのようにパソコン・スマートフォンを活用しているかを、記事にしてもらいました。
【「見えなくても使える!!アイホン活用術」】です。
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私は、40代の男性です。
30歳の時に視覚に障害を負い、全盲となりました。
私は、日常生活の中でパソコンと、アイホンは必需品です。
人によっては、アイホンでなく、スマホを使っている人もいますが…
「えっ?見えていないのにパソコン?アイホン?スマホ?」と思うでしょう!
パソコンは、市販されているパソコンに、スクリーンリーダーと呼ばれるソフトをインストールすることで、画面情報を読み上げるようになり、使えるようになるんです。
また、アイホンやスマホも同じように、市販の物を使います。
アイホンもスマホも、パソコンと同じようにスクリーンリーダーがあります。
これらが、画面の情報を読んでくれるんです。
例えば、画面の上を指を滑らせると、触った部分の内容を読み上げるようになります。
そして、目的のアイコンの上でダブルタップをすれば、アプリが起動します。
こうして、凹凸のないスマホやアイホンを使うんです。
ただ、アイホンもスマホも通常のジェスチャーとは少し変わってきますが…
アンドロイド系のスマホと、IOSのアイホンでは、決定的な違いがあります。
それは、スクリーンリーダーが標準装備されているかいないかです。
アイホンは、ボイスオーバーというスクリーンリーダーが、標準装備されています。
そのため、簡単な操作で音声が出るようになります。
しかしスマホは、スクリーンリーダーアプリをインストールしなければなりません。
そして、いろいろな設定が必要なのです。
これが見えていないと難しいんです。
しかも、アプリはサポート外なので、お店では設定してくれません。
最近は、設定までしてくれるお店もあるようですが、基本してくれません。
アイホンのアプリは、ある程度ボイスオーバーで使えるように設計されています。
これは、ボイスオーバーが標準機能なので、音声を使うことを意識してあるんです。
一方、スマホのアプリは、ほとんどが音声を使うことを意識してアプリが設計されていないようです。
これらの理由から、私はアイホンを使うようにしました。
私にとってアイホンは、ネット検索、ニュースの閲覧、天気予報、メールの送受信、ラジオの聴取、音楽プレイヤー等、
いまや手放せないアイテムです。
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ここまで。
いかがでしょう?
あえて細かな文字修正などせずに、そのままUPしてみました。
同じスマートフォンでも「iPhone」でないと、視覚障がい者の方は使うことが難しい。
こういった事は、目が見える人からすると、わからなかった事ですね。
目が見えないというハンディキャップを、全く感じさせないレベルで、仕事ができる!
そんな方々が、働きたくても仕事先がないと言う現状を、少しでも変えていければと思います。
来てますね、未来!
素晴らしい!驚きました!どの様な障害がある方でも、やる気さえあれば、道は開けるのですね!私も、ファイトがわいて来ました。
いつでも応援していますよ。
まだまだスマホ初心者の私には、驚きの連速
もうそんなことまで、できるようになっているのですね。
どんどん置いて行かれている・・・。
私もなんとか頑張ります。
まだまだ若いから大丈夫!!
わたしにとって、スマホは電話とメールができれは十分というものでした
が、アイフォンには視覚障がいをお持ちの方に役立つ機能があるというこ
とをここではじめて知りました。
時代の流れは速く、取り残されてしまいそうですが、いろんな勉強をし
て情報を得て、流れに乗っていけたらなと思っています。
いいお話をありがとうございました。