【福博かわら版】今は無い福岡城の天守閣や本丸を見れるツアー


4月下旬から始まる福岡城跡を巡るツアーは、最新技術を用いた機器を使う。
今は存在しない福岡城の天守閣や本丸を、あなた自身の目で見ることが出来る。
スマートグラスという動画を見ることができる眼鏡を装着するとデジタル技術で

タブレット端末の画面上にも説明文と共に表示されるシステム。
再現された江戸時代の福岡城の画像が今現在の風景と重ね合わされ視界に浮かぶ。

http://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/kankou-s/charm/jikusanpoboshu_2.html

↑「福岡城バーチャル時空散歩」システムを用いたガイドツアーの参加者受付中。

福岡市は、既に福岡城跡を観光資源とするための整備計画を策定している。
天守閣も含めた城内のシンボル的な建物の復元も計画に入っている。

福岡城(1607年築城)は天守代台(天守閣を建てるための土台)に本丸の他、、二の丸、三の丸の四層構造の城で47の櫓と本丸御殿、二の丸館を持つ城だった。

現在は、天守代台に本丸や二の丸の石垣がほぼ原型を保っている状態で残り
城内の建物も多聞櫓や潮見櫓など4棟が残るのみとなっている。
下之橋御門(大手門)と南丸北隅櫓が再建されている。

天守の有無は、天守再現派と天守不要派の間で議論の的となっている。
高島福岡市長は、天守再現派で天守復元に意欲を燃やしている

福岡城を描いた最古の絵図(1646作成)福博惣絵図には天守は描かれていない。
しかし、1620年の「天守を取り壊す」という記述のある手紙の存在が発見されて
天守があった可能性が示されている。kh

福岡(舞鶴)城

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です