「私にとっての山笠」と「博多っ子にとっての山笠」


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博多では、6月に入ると水法被をまとった男衆を街で見かけるようになる。

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毎年この時期に、

あー山笠の季節が来たなぁ、と他人事のように思いながら、

私ってぜんぜん博多っ子じゃないのよね、と再認識する。

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おしゃべりの時、バリバリの博多弁でしゃべっていたら、

博多っ子ですね~、とよく言われる。

で、そうなんですよーあははー、と答える。

 

天神、大名と、福岡の中心地で育った私は

福岡出身でない人からみると

生粋の「博多っ子」っていうことになるのだけど。

 

福岡市という小さな世界の中では、

中央区民の私は、断じて博多っ子ではない。

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土地の名前に「っ子」ってついているからには、

その土地の方言を話すというだけではなくて

もう生き方そのものが、その土地の歴史とか文化を匂わせていて

別の土地に移り住んでもなお、故郷のオーラを身にまとっている

そんなひとでなければと思う。

 

それで肝心の「博多っ子」は、

 

博多区で生まれ育ち、

子供の頃から当然のように子供山笠で山を()き、

何歳になってもどんたくの季節には心浮き立ち、

山笠の時期にはおへその底から血が騒ぐ。

 

福岡の中でも極めて限られた人たちのことなのだ。

 

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どんたくは人が多いからあえて外出しなかったり

山笠の飾り山を見ながら、追い山っていつやったっけー?

なんてことをボケーっと考えたりしている私が

博多っ子だなんて恐れ多いことなのです。

 

そんな私も昨年、生まれて初めて追い山見物に行ってきた。

 

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テレビで見るのが当たり前だった追い山の

ムンムンの熱気と緊張感。

見物客の私たちでさえも痛いほどに感じる

男たちの意気込みに、全身鳥肌が立つような感じで、

 

これが山笠なんやね!!

と心の底から感動した。
これで私もやっと、

追い山見に行ったことある!!

って言える嬉しさもあった。

 

追い山の迫力もそれはそれはスペシャルなんだけど、

普段なら寝ているはずの夜が白むプライベートな時間を

見知らぬ人たちと共有していることとか、

ぞろぞろと家路につくときの変な高揚感とか、

なるほどこれは癖になりそうだなぁ・・・

 

1回行っとけばいいかな、なんて思っていたのに

今年はもう早々に追い山のスケジュールをチェックしたりして

あの魅力を知ってしまったら行きたくなってしまう。

 

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ところで、

博多のまちおこし団体が主催している

「博多っ子講座」というものがあるらしい。

 

博多の魅力を知る博多っ子たちが企画し、

自身も講師となる魅力的な講座だそうで、

まさに本物の「博多っ子」の話が聞ける、

とっても面白そうな企画なので、ちょっといってみたいなと思っています。

 博多っ子講座(博多区 総務部 地域振興課)

by ウルトラエイト


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“「私にとっての山笠」と「博多っ子にとっての山笠」” への12件のフィードバック

  1. 彷徨うたぬき より:

    私は北九州市に産まれました。
    「福岡」という世界には違和感がありました。
    しかし小倉祇園太鼓は別世界です。

    山笠もみっともなく思えていました。
    人前でしりを出すなんて・・・と。
    しかしある日、山笠の格好の女の子を見て妙な感覚になりました。
    女が人前でしりを出す・・・。

    私は電車で1時間近く通勤。
    大阪なら神戸や京都より遠いです。
    電車で福岡人を痛感します。特にラジオを聴けば。
    もちろんホークス好きです。

    横浜や大阪でも、イメージの世界は限られていると思います。
    横浜で海岸は一部だし、大阪でもお笑いはなんばの繁華街の一部です。甲子園なんて兵庫県です。
    私は福岡市南区に住みたいと思っています。中心部に近くしがらみが少ないからです。

    • ウルトラエイト より:

      彷徨うたぬきさん。

      1時間かけて通勤ですか!長いですね。

      南区いいですね(#^.^#) 特に野間あたり好きです。
      気に入っているお店はけっこう南区にあったりします。
      私も中央区でなければ南区に住みたい派かなぁ。

      小倉祇園太鼓そんなに素晴らしいのですね。
      一度体験してみたいです。

      そう思えば、文化や生き方の違いで土地を分けるとなると、かなり細かく分けていかなくてはなりませんね。

  2. 人間万事塞翁が馬 より:

    そうですよねー。
    「博多っ子」って福岡の中でも特別な存在だと思います。
    いわゆるネイティブな博多弁とか貴重ですよね。
    さて、しばらくキュウリを封印しなくちゃです♪

    • ウルトラエイト より:

      人間万事塞翁が馬さん。

      川端あたりに行くと、博多にいるなぁ、って気になります。
      キュウリ封印・・・博多人ですね!
      私はきゅうり大好きなので食べちゃいます。
      やっぱり博多っ子にはなれそうもないです(笑)。

  3. JI-JI より:

    グレテ鹿児島から「博多の町」に出てきたのが19歳の時でした。博多の町が一発で好きになり、知り合いのスナックのマスターの勧めで、「中洲流れ」で3年間山をかきました。30年、博多で生活する私ですが、この季節何となく血が騒ぎますよ!

    • ウルトラエイト より:

      JI-JIさん。

      博多出身でなくても、博多の土地の魅力にとりつかれる方は多いと聞きます。
      山笠で血が騒ぐ感じ、去年見た追い山で初めて納得しました。
      もう30年もいらっしゃるのでしたら、立派な博多っ子ですね!

  4. メガネザル より:

    もともとは博多駅前で生まれた私

    父の博多っ子魂は理解できないほどに熱いものです。
    子供の頃は父も山をかいていたそうですが、覚えていません。
    夜中には父が起きだし、テレビをつける時期になりました。

  5. 勝則木藤 より:

    小学生の頃、博多山笠を見に行った記憶があります。

    大人になって、櫛田神社には訪れるものの山笠見学には行ってません。

    博多の伝統あるお祭りなので、賑わって欲しいですね。
    不景気に負けるな!!

    • ウルトラエイト より:

      勝則木藤さん。

      追い山すごかったです。今年もまた行きたいです。

      博多の祭り、形を変えながらでもずっと続いてほしいですね。

  6. ウルトラエイト より:

    メガネザルさん。

    昔山をかいていたんだよね、と言われると「おっ!」っと一目置いてしまいます。
    私には博多出身の家族がいないので、山笠の話がお父様から聞けるなんて羨ましい限りです。

  7. ゆきうさ@祇園 より:

    私もまだ山笠参加したことなくて。。
    現在進行形で褌つけて(つけててもコスプレに思えない日常化含めて)、やる祭りって日本全国でも少なくなってきてると思います。
    山笠人形師の技術も毎年すごいですし。
    そういう全体を含めて、山笠は珍しい祭りとおもいます。

    まわしを除けば、ほぼ日本人しか褌はつけない、つけられないですもんね。

    法被や足袋は各地方のお祭りでもみるけど。

    どうでもいいですが、山笠期間中なのに、私、きゅうりをモリモリ食べてました。。

    お櫛田さんすいません。。

  8. ウルトラエイト より:

    ゆきうさ@祇園さん。

    この時期のキュウリは抗いがたいですね(笑)

    私も昨年初めて追い山見物に行き、
    今年は追い山ならしを桟敷席で見るというチャンスをいただきました。
    迫力あってすごくかっこよかったです!
    確かに、山笠時期のふんどし姿は福岡の人にはあたりまえですが、それって全国的には珍しいですよね。

    アナウンサーが山笠の歴史などを詳しく解説してくれて、このような伝統あるお祭りの残っている福岡出身で良かったと感じました。

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